平成１４年3月の言葉

ほほえみは
　　　　　　　ほほえみを生む

Our smiles bring about others' smiles

　　あなたは、「ほほえんでいますか・・・？？・」。「一日に何回ほほえみますか・・
　　・？？・」。
　あなたは、「どんな時にほほえみますか・・・？？・」。「誰に対してほほえみますか
　　・・・？？・　」。
　　生きていて悲しい事はたくさん有るけれど、「ほほえみ」を失うことは、本当に
　　悲しい事だ。
　人は、嬉しいとき、悲しいとき、寂しいとき、苦しいとき、、、
　静かに、そっと一人で「ほほえむ事」によって救われる事がある。それが人間だと
　思う。
　私達は、最近、「ほほえむ事」を忘れてしまったのではないだろうか？。
　道行く人の目、車を運転している人の目・・・・。なぜか阿修羅のように
　恐ろしい目に　なっていないだろうか？。あわてて自分の目をバックミラ−に映し
　てみると、　自分の目も阿修羅の目になっていて驚く事があります。
　皆さんは大丈夫ですか？。
　　皆さん、仏像の目（眼）を心を込めてみた事がありますか？。
　「ほほえんで」いますね。
　お釈迦さんの教えは、お経ばかりでなく、「佛眼」にも込められていると思います。
　だから、私は少しでも、「ほほえみ」たいと思います。
　「ほほえみ（微笑）」、私の好きな素敵な言葉の１つです。


　　　　　　　　　　　　　　合掌　　　　　　浄土寺　　　　　わたべ徳史




　　�@、　「即便微笑」　･･・・・　『仏説観無量寿経』
　　　　王妃韋提希は、大地に身を投げ、号泣して仏陀に「苦悩や憂いのない
　　　世界を説いてください」と懇願します。
　　　　仏陀は、にっこりと微笑まれ、阿弥陀仏の国土について語り始めました。
　　　「あなたは知っているであろうか。阿弥陀仏のおられるところがここから遠く
　　　ないことを・・・・」

　　�A、　「拈華微笑（ねんげみしょう）」　
　　　　　霊鷲山で釈迦は、華を拈（つま）んで大衆に示し、説法をした時、
　　　　摩訶迦葉（まかかしょう）だけがその意を悟って微笑した。
　　　　　これにより、正しい法が摩訶迦葉に伝えられたという。
　　　




　　　　ほほえみ＝微笑み
　　　　微笑＝びしょう
　　　　微笑＝みしょう