５月になりました ネ-。例年よりも早い春を楽しんでいますか？。
Golden weekは恋人・親子・友達・孫・・・。だれとお過ごしですか？。
小生は、今一番可愛い孫と動物園に行く予定です。
ところで、「あなたは、誰の子ですか？」・・・・・・・・。
もちろん、あなたの両親の子ですよね。
では、「あなたの両親は、誰の子ですか？」・・・・・・・・。
この質問は無限に続きますよね。
結局、あなたは、誰の子か答えが出ませんね。
こんな難しい質問に、仏教は答えを出しているのです。
あなたの命は、直接的には両親から頂いたもの。
その両親も、それぞれの両親から頂いたもの。
この無限に続く命の根源を、「阿弥陀」と言うのです。
だから、阿弥陀佛は無量寿(限りのない命）佛、無量光（限りのない時間)佛
と言われるのです。
要するに、あなたの命を、過去に、過去に・・・・・・。
永遠に辿ると、その究極にあるものを阿弥陀佛、と言うのです。
従って、あなたの命も、私の命も、阿弥陀様から頂いたもの、
と言う事になるのです。
浄土宗では、死ぬ事を「往生する」と言います。
往生とは、往（い）って生（う）まれること。
どこに往（い）って生（う）まれるのか？。
阿弥陀様の極楽浄土に往（い）って生（う）まれるのです。
ここで、ゆっくり考えてみてください。
あなたの命も、私の命も、阿弥陀さんから頂き、
死んだら（往生したら）阿弥陀様の世界に行く(往く）。
行く（往く）と言うより帰っていく（還っていく）のですね。
人間の命は本当に摩訶不思議ですね。
さて、「仏の子」ですが、もう解ってもらえましたよね。
「うちの子｣｢よその子」、そんな区別が何の意味もないことを。
