平成１４年9月の言葉

　　たった一言の
　　　　　　　　　　　大切さ

今年の夏はチョット変でしたね。
夏の始めと終わりが暑く、中間が余り良くなかった、と思います。
本州のほうは、猛暑で、フライパンで焼かれているような
感じだそうです。
猛暑の感覚は、釧路の人には理解できませんよね？。
本州の人は、体の癒しを求めて、北海道に来て、
美味しいものを食べて、体を�cし、大自然の中で、心を癒して
帰るそうです。
北海道に住む人間としては、「ソ−ォ」、と余り反応が
ありませんよね？。

ところで、今月の言葉ですが、人生を振り返ってみると、
「たった一言・・・」が
自分の人生を決めてしまった。
先生や友達、両親・・・の「たった一言・・・」が。
あるいは、自分の言った「たった一言・・・」が。
あるいは、自分の言えなかった「たった一言・・・」が。

私事ですが，８月３１日に真珠婚を迎えました。真のお祝いは
後日にして、
とりあえず、二人で養老牛（牛年生まれの老牛を養うとは
失礼な・・・？）温泉に行ってきました。
たっぷりと自然の中で、露天風呂を満喫し、
３０年間を振り返ってきました。
夫婦の間でも、「たった一言の大切さ」を想いおこし、湯煙に思いを
届けてもらいました。
「大切さ」は、わかっていても「たった一言」は中々
言えないものですね。

さて、究極の「大切な一言」とは、何でしょうか？？。
私は、娑婆では、「ありがとう」と言う言葉。若くても、年をとって
ボケても忘れたくない言葉だと思います。
過去（前世）、現在（娑婆）、未来（極楽浄土）では、何でしょう？。
それは、「南無阿弥陀仏」の一言だと思います。
この一言が言えたら、人間卒業＝佛。
「一言」とは「一回」ではありません。
だから難しいんですね。

ナムアミダブツ　　　浄土寺　　　わたべ徳史